第三者委員会調査報告書の公表について
お知らせ 2025-09.29
日頃より、当法人の活動に温かいご理解とご支援を賜り、心から御礼申し上げます。
このたび、当法人が運営する岸和田光生療護園 新館において昨年に発生した障がい者虐待事案について、第三者委員会(委員:高江俊名氏(弁護士)、田村満子氏(社会福祉士)、百井幹雄氏(弁護士・看護師))を設置し、事実関係と背景の徹底的な検証を行いました。
まず、何よりも、被害に遭われたご利用者とご家族の皆さまに対し、深くお詫び申し上げます。また、日頃より当法人を信頼し、支えて下さっている多くの関係者の皆さまにも、ご心配とご迷惑をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
私たちは、法人の創立以来、障がいのある方々の尊厳と安心を守ることを何よりの使命とし、虐待を決して許さないという強い姿勢のもと、制度や研修の整備、人材育成などに全力で取り組んでまいりました。
にもかかわらず、このような事案が起きてしまったことは、福祉人として、言葉では言い表せないほどの悔しさと無念の思いでおります。これは、私たちの取り組みに、まだ改善の余地があるという現実であり、深く反省しております。
今回の第三者委員会の報告書には、事実の経過だけでなく、職員の意識の課題についても多くの提案が含まれています。これを真摯に受け止め、法人全体で、支援のあり方を問い直し、改革していく決意です。
事案発生から第三者委員会の調査が進む中でも、職員配置や担当フロアの体制変更をはじめとした生活環境の見直しや行政機関による指導監査の結果に対する改善報告及び改善計画に基づく活動を行っています。
調査結果の掲載については、皆さまへの説明責任を果たすとともに、事案発生後より取り組んできたことに加えて、より取り組みを確実なものにするための更なる一歩であると考えております。どうか、引き続き厳しいご指導とともに、変わろうとする私たちの姿を見守っていただけましたら幸いです。
今後とも、より信頼される法人を目指して全力を尽くしてまいりますので、引き続きご指導・ご支援くださいますよう、お願い申し上げます。 なお、第三者委員から受領しました調査報告書(受領:本年7月)をホームページ上での掲載するにあたり、個人情報保護等の観点から、一部内容を省略等させていただいております。
令和7年9月29日
社会福祉法人光生会
第三者委員会 調査報告書PDF